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2024.2.15
プレスリリース

運動器疾患に対する再生医療技術の開発と先進医療としての 社会実装を目指した共同研究講座を順天堂大学に設置

この度、株式会社ベリタス(東京都港区、代表: 山﨑新、以下ベリタス)は、株式会社Gaudi Clinical(東京都文京区)、NORM株式会社(鹿児島県鹿児島市)と共に、変形性関節症や筋・腱・靭帯損傷など運動器疾患に対する新規再生医療技術の開発と社会実装を目指し、順天堂大学と共同研究講座「運動器再生医学講座」(受入責任講座代表者:整形外科・運動器医学 主任教授 石島旨章、講座特任教授:齋田良知)を設置しましたことをお知らせいたします。

本研究講座について

順天堂大学医学部附属順天堂医院では、変形性膝関節症やスポーツ外傷・障害を対象に年間5000回を超えるPRP(多血小板血漿)治療が実施され、治療が提供されています。本共同研究講座では、その豊富な実臨床データを基に、PRP治療の作用機序を解明しつつ、どのようなPRPの性状が患者様に対して最大限の効果を発揮するか、また患者様側の因子、つまりどのような病態の患者様へも最大限の効果を発揮させるべく、内包されている成長因子やエクソゾームなどの治療効果への作用機序を究明し、患者様への治療メリットを共同で構築させていただきます。

加えて、本共同研究講座では、株式会社Gaudi ClinicalがPRPやASCsの作用機序や効果・限界を明らかにしつつ、アカデミア発再生医療技術として更に洗練させて新規再生医療技術の開発に参加し、基礎研究や臨床研究を通じて作用機序の解明を目指し、またNORM株式会社はPRP療法の血算・生化学検査に加え、血中の栄養素や成長因子を測定し、運動器疾患患者の栄養状態が病態や治療効果に及ぼす因子について検討します。

開発した再生医療技術は、先進医療* を経て保険収載されることを目指し、臨床研究中核病院である順天堂大学医学部附属順天堂医院の支援を受け臨床開発を進めて参ります。

* 先進医療:厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養。